リングセミナー

演技の基礎を学びそこなった人たちへ
 舞台役者になるためには、演技の基礎をきちんと身に付けなければなりません。それを身に付けるには、演劇学校に通ったり、劇団の研究生などになるなど色んな手段がありますが、様々な事情により、演技の指導を受ける機会がなかった人々も多くいます。
  このセミナーでは、これまでに正式な指導を受ける機会がなかった人々を中心に学んでいきます。(勿論、既に指導を受けている人も大歓迎です)
 催公演を目指して、将来役者として活動するのに必要な基礎知識や演技技術を身につける為に、独自の方法でセミナーを開始しました。レッスン日は毎週1回 両国シアターX(カイ)2Fにて行っています。   * 詳細 2017年度「俳優・タレント養成ガイド」(テアトロ)記載

自分の体験を振り返ること、これが演技で最も大切なことです。

 

心理学のセッションなどを取りいてれ、何時でも何処でも日常生活が全て演技の基礎であるという事を、体験していきます。

 

3つの基本ポイント

1 常磐津語り発声方を基に、台詞の基礎訓練

2 日本の名作で戯曲の読み方、演技の基礎を習得

3 書いて、読んで、そして観る



What’s new? で、本当の自分を知ること!

演劇で大切な事は、自然体で演ずること。そのためには、嘘偽りのない本当の自分である ことです。しかし、何かが邪魔をして、自然体になれないのが、普通の人間です。一体何が、 あなたを不自然にさせているのでしょう。本当の自分とは何か・・・。
セミナーではこれを基本に自分を見つめて行きます。自分を見つめること、そのために、 まずは日常の自分を「振り返る」ことから始めます。

内 容

上記の内容のあとは、振りかえり(自分を知る)リラグゼーション・PACを知ろう(台詞の方向)・集中力、注意力を養う・感情表現を柔軟にする・想像力・五感の記憶 ・行動原理を考える・身体表現、行動表現 ・舞台上の感覚を掴む ・キャラクター(アニ マル・エクササイズ)・インプロビゼーション(即興)・本読み ・実践・・・等を行っていきます。さらに、下記の内容のレクチャーも行います。
主なレクチャー内容
・演劇の誕生、舞台芸術の種類 ・シェークスピアを知る ・T・ウイリアムズの魅力
・ピーター・シェファーとピーター・ブルック ・アーサー・ミラーとベケット ・バレエ・ ダンス表現 ・オペラのチャラクター・ミュージカルの楽しみ方 ・チェーホフ作品の読み 方・イプセン、ブレヒトを読む
・日本の古典芸能、歌舞伎、能、狂言、落語、講談 ・新派と新国劇 ・時代劇の作法
・リンゼイ・ケンプの世界 ・ピナ・バウシュと振付家 ・諸外国の演劇事情・・・等