江久里メソッド

催公演を目指して、将来役者として活動するのに必要な基礎知識や演技技術を身につける為に、独自の方法でメソッドを開始しました。レッスン日は毎週1回 両国シアターX(カイ)2Fにて行っています。
* 詳細 2017年度「俳優・タレント養成ガイド」(テアトロ)記載

自分の体験を振り返ること、これが演技で最も大切なことです。

 

心理学のメソッドなどを取りいてれ、何時でも何処でも日常生活が全て演技メソッドであるという事を、体験していきます。

 

3つの基本ポイント

1 常磐津語り発声方を基に、台詞の基礎訓練

芝居で大切なことの一つは、台詞の言い回しです。正しい腹式呼吸と発声が必要です。特に若い人は、携帯電話で話すような、言葉尻のあいまいな、薄い台詞になりがちです。ところが、歌舞伎の役者さんたちは、力強く滑舌も明確で、感情表現も豊かです。そこで、これまでの演劇における発声練習のほかに、邦楽の一つである常磐津を元に、台詞の訓練をします。これにより明確な日本語が、短い期間で修得できるようになります。

 

 

2 日本の名作で戯曲の読み方、演技の基礎を習得

戯曲をいかに理解するかを学ぶことは、芝居の基礎の基礎。全ての要素は作品の中にあります。それをいかに読み説くのか。初めに取り上げる作品は、日本人の我々がよく理解できる日本人の作品を取り上げます。しかも、今も昔も変わらない日本人ならではの感性を盛り込んだものを選びます。長谷川伸や木下順二、菊池寛、岸田國士、清水邦夫などの作品や、三島由紀夫の戯曲を元に、戯曲の読み方を体験します。

 

 

3 書いて、読んで、そして観る

稽古場で感じたこと、思ったことをドンドン書いていきます。書くことで、自分の考えていることが明確になり、これまで気づかなかった自分を知ることも出来るのです。さらに、台本を読みこなすことも重要。そのために、過去の名作から新作まで、沢山の戯曲や小説などを読んでいきます。(黙読だけでなく、声に出して読みます。)そして、あらゆるジャンルの舞台に触れることも大切なこと。芝居 ミュージカル、オペラ、バレエ、さらに歌舞伎、能・狂言、落語などの演芸に至るまで鑑賞し、其の特色や内容を学んでいきます。


これまでに鑑賞した主な舞台作品。

●芝 居  「子午線の祀り」「ハムレット」 「欲望と言う名の電車」 「三人姉妹」 「桜の園」 「どん底」 「屠畜場のジャンヌダルク」 「肝っ玉おっかあとその息子たち」 「地獄のオルフェウス」 「ベニスの商人」 「一人芝居・化粧」
 
●能 「安宅」
●狂 言  「二人袴」 「首引」
 
●歌舞伎  「廓文章・吉田屋」 「雪暮夜入谷畦道・直侍」 「籠釣瓶」 「義経千本桜・大物浦、狐忠信」 「仮名手本忠臣蔵・三か月連続完全通し上演・全十一段」 「菅原伝授手習鑑・寺子屋」
 
●新 派 「婦系図」
 
●ミュージカル  「ミス・サイゴン」 「レ・ミゼラブル」 「エリザベート」 「ラ・マンチャの男」 「グロリアンス・ワンズ」 「ママ・アイ・ウォント・トゥー・シング」 「ラ・カージュ・オ・フォール」
 
●ダンス  「花と囮(ダズル)」 「シャングリラ(ヤン・リーピン)」 「クリスタルレビュー」
 
●オペラ 「カルメン」 ・・・他
 
 

What’s new? で、本当の自分を知ること!

演劇で大切な事は、自然体で演ずること。そのためには、嘘偽りのない本当の自分である ことです。しかし、何かが邪魔をして、自然体になれないのが、普通の人間です。一体何が、 あなたを不自然にさせているのでしょう。本当の自分とは何か・・・。
メソッドではこれを基本に自分を見つめて行きます。自分を見つめること、そのために、 まずは日常の自分を「振り返る」ことから始めます。

メソッドの開始は、オペラのアリア鑑賞から

演劇に欠かせない要素として、音楽があります。クリエイティブ・リングは音楽を重視した 作品作りをしています。そのためにオペラのアリアを中心に鑑賞。オペラ、もドラマの一つで あると言う事をしっかりと鑑賞してからメソッドに入ります。

内 容

上記の内容のあとは、振りかえり(自分を知る)リラグゼーション・PACを知ろう(台詞の方向)・集中力、注意力を養う・感情表現を柔軟にする・想像力・五感の記憶 ・行動原理を考える・身体表現、行動表現 ・舞台上の感覚を掴む ・キャラクター(アニ マル・エクササイズ)・インプロビゼーション(即興)・本読み ・実践・・・等を行っていきます。さらに、下記の内容のレクチャーも行います。
主なレクチャー内容
・演劇の誕生、舞台芸術の種類 ・シェークスピアを知る ・T・ウイリアムズの魅力
・ピーター・シェファーとピーター・ブルック ・アーサー・ミラーとベケット ・バレエ・ ダンス表現 ・オペラのチャラクター・ミュージカルの楽しみ方 ・チェーホフ作品の読み 方・イプセン、ブレヒトを読む
・日本の古典芸能、歌舞伎、能、狂言、落語、講談 ・新派と新国劇 ・時代劇の作法
・リンゼイ・ケンプの世界 ・ピナ・バウシュと振付家 ・諸外国の演劇事情・・・等